高橋新志の雑記帳です。くだらない事から機密事項までホゲホゲと書いてあります。


by shinji-takahashi
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被災地ボランティア報告

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東日本大震災の被災地へこのゴールデンウィークを使ってボランティアをしてきました。
タイミングよくGWにボランティア行かないか?と元武蔵○○在住のH山氏より誘われたので、被災地の何かの役に立てないかと丁度考えていたので、まさに「渡りに船」と言うことで船に乗ってみた。
c0039145_10473960.jpg正直ボランティアと言う柄でも無いし、自分の生活自体が破綻しかけているのでボランティアをしている余裕など無い。
が、どうしても被災地が気になったので自分自身の目で見てきたいと、好奇心からのボランティア参戦が正直なところ。特にゴールデンウィークのボランティアなんかは一つの観光コンテンツと化している気がしていた。
c0039145_1163479.jpgしかし現地に入り、現状を目にしたとたん今までの観光気分は全て吹っ飛んだ。
311大震災から既に2ヶ月が経っているにも拘らず、目に入ってくる光景はとにかく生ナマしい。TVの映像で散々見てきた光景なはずだが、実際の3Dで見ると実に奥行きが深い事がわかる。まだまだ全然片付けられない住居だらけである。
c0039145_11101596.jpg今回は元武蔵○○在住のH山氏の幼馴染の山田さんが声をかけてボランティアメンバーを集めました。
チームヤマダは気仙沼市の本吉地区のボランティアセンターへ。このボランティアセンターは報道されている大きなボランティアセンターとは違い人手が足りないようなので、この本吉地区のボランティアセンター斡旋のボランティアをすることとしました。
c0039145_11203622.jpg実はチームヤマダ全員震災ボランティア初体験と言う事で実際何を持っていけばよいのか?どんな格好で行けばよいのか?など分からないので山田隊長がインターネットで細かく調べて、さらに事前に現地のボランティアセンターと連絡を取り合って確認しながら準備していきました。
ボランティアセンターで殆どの道具は貸与してもらえますが、折角なので物資が潤沢にある首都圏から熊手などの道具を持参していきました。使用後は寄付してきました。
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ここも個人の家の敷地です。ボランティアでここの瓦礫を一つ一つ手で分別していきます。材木は材木の山を作り、生木は生木の山を作り、布団など布類は布類の山を作り、鉄、アルミは金属類の山を作り、タイヤはタイヤの山を作ります。
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ありえない所に漁船が打ち上げられてます。津波がこの高さまで来たという事です。ちなみにこの土地は海抜は25m位だそうです。
c0039145_11433084.jpgチームヤマダ白装束部隊。
ボランティア1日目は気温も暑くなく寒くなく多少の厚着をしてても少し汗をかく程度だったので、効率良く作業が出来ました。
この本吉大沢地区のAさん宅のボランティアはこの日は15名程で作業しました。これ位の人数で作業すると進捗も目に見えて進みモティベーションも上がるので乗数気分ではかどりります。この日は瓦礫の山を3~4箇所分別できました。
しかしながら、これから梅雨~夏に向けて屋外での作業が辛い季節となるので心配です。
c0039145_12401.jpg2ヶ月経った未だに本吉地区ボランティアセンターには自衛隊の給水車が来ている。まだ上水道が復旧してない所があるのです。
給水車に小さな子供がポリタンクを持って並ぶ姿は日常となっているようです。これだけでもやるせない気持ちになります。
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活動二日目はボランティアセンター(津波被害は受けてない、つまり内陸にある)から徒歩5分程度のお宅の庭の泥の掻き出し等作業。
c0039145_12193458.jpgそうです、内陸地にも拘らず津波の被害にあったお宅があるのです。
津波が川を遡り川沿いの低地(平地)を襲ったようです。
津波の水位はこの辺りではここまで来たそうです。
内陸の平地(田圃地帯)なので津波の終着点となったようで、田の上に瓦礫が落ちています。海から運ばれてココに瓦礫が置き去りになった感じです。
なので庭にもいかにも海の砂が30cmくらい堆積してます。更には激しい津波の激流により侵食されえぐれてしまった地面もいくつか見受けられました。もう凸凹です。もともとは平らな綺麗な土地だったんだろうなあ~
c0039145_12361960.jpgこのお宅は見事に1階部分が津波にやられて1階部分の部屋内は水害に遇ったように水浸しですが、外側は津波で運ばれてきた漂流物がぶつかった様でアチラこちらが凹んで壊れてます。ひどい状況です。
この庭に堆積した30cmの海砂を書き出す手間は野郎5名で4~5時間掛かりました。こういう地味で一見効果が派手でない作業は幾らでもあるようです。おばあちゃん一人では砂を全部掻き出すことなんか無理でしょう。
ボランティアはそういう所でこそ意味があるように感じました。
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これらの街の中にある瓦礫の山はどうやって具体的に片付けていくのか?全く持って見当が付きません。何か手伝えることがあればやって行きたいと思います。
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JR気仙沼線(現在休止中)の陸前小泉駅近辺の陸橋は津波に流されこの状態・・
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国道45号線沿いに志津川までJR気仙沼線を辿り南下したが海沿いの低地(平地)は全て壊滅的。
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国道45号線は自衛隊が瓦礫を撤去(脇に寄せる)してくれたお陰で被災地に車が入れる事が出来るようになった。
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志津川町は何度もTVで津波の映像が放映されているが、想像を絶する光景。まるでガザ地区の爆撃後のような・・
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津波が平地を遡り鉄筋コンクリートビルの3階の上まで達したことが分かります。3階に避難した人も多かったのではないかと思います。。。
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志津川中学(高台)からの全景。鉄筋コンクリートの建物が少しスケルトン状態で残り木造建造物は全て流されている。街ごと流されている。

今回の大震災の被害は地震によるもの、津波によるもの、原発によるもの と大きく3つの災害があると思います。チームヤマダのボランティアでは津波による災害のごくわずかな部分しか手助けできておりません。
まだまだ復興には人手が必要です。
今後も出来る限り復興に協力して経過を報告していきたいと思います。
by shinji-takahashi | 2011-05-08 10:45 | よもやま