高橋新志の雑記帳です。くだらない事から機密事項までホゲホゲと書いてあります。


by shinji-takahashi
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

生活実感と統計データなどの齟齬

「日経マネーDIGITAL」FP快刀乱麻より (c)日経BP社 日経マネー編集部
c0039145_23355551.jpg 平成21年3月27日、総務省から同年2月の消費者物価指数が発表された。全国消費者物価指数('05年=100)は、変動の激しい生鮮食料品を除くベースで2カ月連続前年比横ばい。今夏には大幅なマイナスが予想されていることから、デフレ懸念が強まると報じられている。確かに、景気の悪化から消費者の財布の紐が締まり、なかなか消費に結びつかない(=需要減)のだが、そもそも政府筋からデフレ脱却宣言は出されていないことを忘れてはいまいか。
 ちょうど1年前、原油や小麦などの一次産品価格の高騰により、さまざまなものの値上げのラッシュが起きたのは記憶に新しいところ。'08年7、8月の消費者物価指数は対前年比2.4%の上昇。私たちの家計に値上げが津波のように押し寄せて来た(=インフレ)にもかかわらず、デフレ脱却宣言が出されることはなかった。つまり、国が発表する見解は、私たちが簡易に知ることができる統計データと異なり、一貫してデフレが続いているわけである。
 あるいは、GDP統計も私たちの生活実感とは程遠いはずだ。やや古い話になるが、前回の景気拡大局面は戦後最長期間だった。戦後最長の好景気期間と言われても、別名、「実感無き景気回復」と言われたように、本当に景気は良かったのかと疑問を持たれた人も多いことだろう。
 GDP統計に素晴らしい?数字が並んでいたのは、ひとえに名目値と実質値の違いである。簡単に言えば、名目値とは統計数字の変化そのもので、何も手が加えられていない表面上の増減である。一方、実質は名目値から物価の上昇率を差し引いたものである。先に述べたように、わが国はデフレが長期化しているのだから、名目値からマイナス物価上昇率を差し引く、つまり、名目値引くマイナス物価上昇率となり、マイナス引くマイナスはプラスとなる。結果として、名目値よりも実質値の数値が高くなり、見かけ上は好景気が長期化したことになったわけである。c0039145_23402715.jpgしかし、私たちの日常生活は全て名目値で行われているため、実質値をとやかく言われても実感が湧くことはない。'09年度の基本給は昨年と同額なのに、仮に消費者物価が1%下落していたとしたら、上司に「実質賃金は1%上昇」と言われても、納得できる人がどれだけいるのだろうか。
 また、3月下旬に2月の百貨店売上高は、前年同月比11.5%減となり、11年ぶりに2ケタの下落。同月の全国スーパー売上高も、既存店ベースで前年同月比5.4%減。前年割れは3カ月連続で、全店ベースの売上高は18年ぶりに単月で1兆円を割り込んでいる。これらの統計データを見ると、違和感を感じるのは筆者だけではないはずだ。c0039145_23404494.jpg そもそも、私たちの消費スタイルは日進月歩のごとく変化している。販売サイドから見ても、ユニクロやニトリなどの専門店の台頭、郊外型アウトレットショップ、駅ナカショップの増加、ネット通販の隆盛等々、統計データに含まれない小売業が年々増加していると言っても過言ではない。統計データを分析している専門家だって、一昔前と比較すると百貨店、あるいはスーパーに行く回数は大幅に減っているのではないだろうか。もちろん、まとめ買いをしている分、店舗に行く回数は減ったと言う人もいるだろうが。
 やや時期がずれるが、'07年10〜12月期の実質GDPは約567兆円、'08年10〜12月の実質GDPは約540兆円と27兆円(約4.8%)も減少しているのに、個人消費は'07年10〜12月期約309兆円、'08年10〜12月期約308兆円と1兆円(約0.3%)しか減少していない。(ちなみに、'08年10〜12月期の数値は速報値を使用)
 主だった統計データを挙げて見たわけだが、いずれも私たちの生活実感とは大きなギャップがあることをおわかりいただけただろう。資産運用を考えるとき、あるいは家計管理を考えるとき、FPが仕事をするとき等々、私たちは何かと統計データなどにお世話になることが多い。統計データが間違っているわけではないが、生活実感との間に齟齬がある以上、使用する際には齟齬を見越す必要がある。統計データに頼るばかりではなく、実際に見聞きした生活実感に即したお金
周りのことを考えていく事が、今後求められるのではないか。常日頃から、フットワークは軽くしておき、かつ物事を多面的に見る(考える)癖をつけておきたいと思えてならない。
※深野 康彦※
c0039145_23424079.jpgつまりコレは何を言ってるのか??
様はマスコミやらエコノミストやら政治家やらの発信してる経済指数っての民間のが実感とかけ離れているぞ、と言うことらしい。確かにそうかも。
今後はこの日本もドウナルか分からんが今までの様な富国強兵、高度経済成長、バブル経済の様ないわゆる好景気ってのは当分なさそうな事だけは薄々感じてる。
が、本来の姿へ戻っているだけで、今までの虚勢を張った経済状態じゃなくなりごく自然体の経済状態へなるだけ、って気がしなくもない。
暗い話題だらけだが、今までが明る過ぎておかしかったのではないかね?
by shinji-takahashi | 2009-04-09 20:30 | よもやま