高橋新志の雑記帳です。くだらない事から機密事項までホゲホゲと書いてあります。


by shinji-takahashi
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アルマゲドン

アルマゲドン_c0039145_2283989.jpg地球最後の日だっけ?アルマゲドンって。
今や最後をむかえてる訳ではないが、日本経済・・いや世界経済(特にアメリカ?)がいよいよアルマゲドン状態。
堰を切ったかの様にヤバい物が吹き出て来てます。

日産自、09年3月期に営業・当期損益ともに赤字転落へ
2月9日ロイター
 日産自動車<7201.T>は9日、2009年3月期の営業損益予想を1800億円の赤字に下方修正する(従来予想は2700億円の黒字)と発表した。前年同期は7908億円の黒字だった。
 トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト10人の予測平均値708億円の赤字を大きく下回った。
 当期損益も従来予想の1600億円の黒字から2650億円の赤字に転落する見通し。
 収益改善を急ぐため、日米欧の高コスト諸国で労務費を現在の8750億円から7000億円に圧縮する。世界で人員を2万人削減し、09年度中に21万5000人にする。08年度の役員賞与を見送るほか、今年3月期以降、明らかな状況改善があるまで取締役と執行役員の報酬を10%、日産と国内関係会社の全管理職の基本年間給与を5%引き下げる。
 08年度の設備投資は前年比21%減の3840億円に、09年度はさらに同14%減の3300億円以下に圧縮する。 
 併せて発表した08年4—12月の営業利益は前年同期比84%減の924億円だった。アルマゲドン_c0039145_2213944.jpg
トヨタ、最終赤字3500億円 異例の3度目下方修正

2月7日産経新聞
 トヨタ自動車は6日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が500億円の黒字から3500億円の赤字に転落すると発表した。下方修正は今期3度目で、最終損益の公表を開始した昭和38年以降、初めて赤字となる。前期は国内外での小型車人気を追い風に売上高、利益ともに過去最高を更新したが、金融危機に端を発する急激な新車販売の落ち込みと円高の前に「世界のトヨタ」でさえ赤字転落を免れなかった。
 トヨタは同日、今期の世界販売台数予測も昨年末の公表時から22万台下方修正し、前期比159万台減の732万台にとどまる見通しとなった。営業赤字も1500億円から4500億円に膨らみ、事業会社としては過去最大となる可能性がある。売上高も5000億円減の21兆円に目減りする。
 業績予想は昨年末に2度目の下方修正を行ったばかりだが、わずか1カ月半で異例の再々修正に追い込まれた背景には、世界の自動車市場が想定を超えるペースで縮小していることがある。外需に依存してきたトヨタはその直撃を受けた。
 1月の新車販売台数は、日本が27・9%減、米国が37・1%減で、オイルマネーで潤ってきた中東も直近では2ケタ減と総崩れの様相を見せている。木下光男副社長は来期の生産・販売台数についても、「今期を超えるのは難しい」と、厳しい見通しを示している。
 トヨタをはじめ自動車メーカーは相次いで赤字に追い込まれており、国内自動車メーカー10社のうち7社が通期で営業赤字か最終赤字になる見通しになるなど業績悪化に歯止めがかからない状況が続いている。アルマゲドン_c0039145_22155387.jpg また、トヨタが同日、併せて発表した20年4〜12月期決算は、売上高が前年同期比13・8%減の16兆9932億円、営業利益が88・2%減の2215億円、最終利益は76・5%減の3288億円だった。

電機業界総崩れ 主力事業崩壊 損失2兆円へ
2月6日産経新聞
 純損益が赤字に転落すると発表したシャープの浜野稔重副社長(左)=6日午後、大阪市北区 電機大手9社が6日までに発表した平成21年3月期の連結業績見通しで、最終赤字の合計が1兆9100億円にのぼり、損失額はITバブル崩壊時の14年3月期(1兆9130億円)に迫った。9社中、利益を出すのは1社にとどまる。昨秋以降、薄型テレビや半導体などの主力事業があえなく失速。本業の赤字に加えてリストラ費用も損失を広げた。メーカーの固定費の削減策が踏み込み不足なら、来年度も業績低迷から脱しきれない状況だ。
 「年明け以降、世界の主要市場すべてで改善がみられない。最終赤字は昭和25年以来だ」。6日に21年3月期業績予想の下方修正を発表したシャープの大西徹夫取締役は、会見でこう話して視線を落とした。アルマゲドン_c0039145_22184075.jpg 液晶テレビは販売額が前年から約1割減少する見通し。「コストダウンが急速な価格下落についていけない」(大西取締役)。20年4〜12月で184億円の赤字となるAV(音響・映像)機器部門では赤字の大半がテレビによるものだ。
 不振を受け同社は、国内の非正規従業員1500人を減らす。これで9社合計の人員削減や再配置は約6万8000人となる。
 電機業界の本業低迷は深刻だ。ソニーも液晶テレビの出荷目標を従来計画から100万台減の1500万台に引き下げ、パナソニックでさえテレビ事業は通期で赤字を見込む。東芝も半導体の主力製品フラッシュメモリーで、「想定を超えた売価ダウン」(幹部)により、半導体を含む電子デバイス部門は3400億円の赤字になるという。
 ITバブル崩壊後の14年3月期は、ソニー、シャープ、三洋電機の3社が最終黒字だったが、今回利益を出す予想を示したのは三菱電機のみ。それも100億円という薄氷の黒字だ。
 業界総崩れを招いたのは、ほとんどの事業領域で逆風が吹いているため。幅広い事業を抱える日立製作所では、情報システムや電力関連など全部門で売上高が減る見通し。デジタル家電をはじめとする消費者向け製品だけでなく、自動車関連や産業用機械といった法人向けでも「底がみえない」(三菱電機の佐藤行弘副社長)。安定した法人向けで業績を支える構図は成り立たず、「総合電機」の力を発揮できなかった。
 「現状の売り上げ規模でも利益を出せる収益体質」(東芝の西田厚聡(あつとし)社長)を目指し、各社は人員や拠点の固定費削減を柱とした構造改革に乗り出す。その費用としてソニーは1700億円、日立は1500億円を投入する。
アルマゲドン_c0039145_22201790.jpg 3450億円を投じるパナソニックは今後も需要低迷が続くため、22年3月期に3000億円の利益の目減りが出るとみる。リストラのコスト削減効果が1000億円にとどまるため、「来期に黒字を確保するためには、さらに2000億円分のコスト削減を探らねばならない」(上野山実取締役)のが実情だ。
 円高で輸出競争力が弱まっていることもあり、電機メーカーは一段の対応策が求められる可能性がある。

三菱自動車、社員にアルバイト許可…賃金カット配慮か
1月24日ZAKZAK
 記事本文 三菱自動車は24日までに、大幅減産している水島製作所(岡山県倉敷市)が昨年末以降に独自の判断で、生産などに携わる技能系社員約60人に副業を許可し、うち約40人が実際に軽作業のアルバイトに従事していたことを明らかにした。同社は社員の就業規則で副業を原則禁止しているが、工場側が休業に伴う賃金カット分を補えるように配慮した側面もあったとみられる。
 同社広報部は「今後は就業規則に沿った運用を全社に徹底する」とした上で、「水島製作所以外の工場などでは同様のことは起きていない」と説明している。
 いずれの社員も許可を得ていたため、処分しない。介護中の家族がいるなど個別事情によっては副業を認めており、アルバイト中の社員に今後も認めるかどうかは再度判断するという。
 自動車の販売不振を受けて水島製作所は軽自動車以外の乗用車生産を1月に6日間休止し、休業日の賃金を15%カット。2月も最大14日間操業を取りやめる。このため、水島製作所の関係者からは「規則の枠内で人道的見地で判断しており、誤った運用はしていない」との声も出ている。アルマゲドン_c0039145_2222578.jpg
 関係者によると、社員からアルバイトを求める声が相次いだため、水島製作所は昨年12月に社員からの申請を受け、個別の事情に応じて認めることを決定。同製作所の課長クラスに対し、届け出をすればアルバイトが認められることを電子メールで知らせていた。許可を得た約60人は、水島製作所の技能系社員の2%程度という。
いすゞ150億円の赤字に転落へ
全日空、年収の6%賃下げ 業績悪化で労組に提示
日航3年ぶり通期営業赤字へ
信金中金が初の赤字転落へ 370億円、減損処理で
ざっと不景気ネタだけでちょこっとググルとこんだけ出て来る・・
でもこの経済アルマゲドン状態は作り上げられた気がする。企業も今なら人員削減や大胆な経費削減案を実施しても世論の目はキツくないからね〜コノ不景気、しょうが無いよね〜で終わる。
日本の資本主義の手のひらの上で踊らされても、楽しく生きて行ける様に!そんなときこそ!ツビオバーチ!
アルマゲドン_c0039145_22293929.jpg
ちゃんちゃん!きたれ!
by shinji-takahashi | 2009-02-09 23:00 | 仕事